NYのシンガー・ソングライター、レベッカ・ホールの日本デビュー盤!
ニック・ドレイクやサンディ・デニーといった70年代初めに活躍した英国フォーク・ロックのシンガー・ソングライターを思い起こさせる彼女のサウンドは、フォーク/カントリーを軸にトラッドやブルーズなどのスパイスを聞かせた心に染み入る一枚です。ギター、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、ハーモニカなどをバックに彼女の少しかすれた伸びのある声は耳に心地よく、忘れ去られがちなゆったりとしたやさしい気持ちを思い出させてくれます。
「レベッカ・ホールの歌声のサウンドが大好きだよ。僕をひきつける特別なものがある。愛らしさと世の中を知る賢さが完璧なバランスを保っている。レベッカは僕が耳にしてきた歌手の中でそんな反応をさせる数少ない内の一人なんだ。」
―― ロジャー・マッギン(解説より)
「一陣の涼風のような」などと言うと、使い古されたクリシェのようで、かえって安っぽく聞こえるかもしれないが、レベッカ・ホールの音楽は本当に僕らの耳へすがすがしさを運んでくる。それは時にリンダ・トンプスンを思い起こさせるところもある彼女の素晴らしい歌声(僕にとって最大級の褒め言葉だ)
のことだけを言っているのではない。
―― 解説より。
【解説、歌詞対訳付き】
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