60年代に活躍した盲目のマルチ・リード奏者
ローランド・カークの未発表音源の初CD化!
今なお死後もジャズ界に大きな存在感を残す鬼才ローランド・カークは三本の楽器を同時に吹き独創的な独自のジャズの世界を確立しました。盲目であるというハンディキャップを乗り越え、耳から入ってくるすべての音を音楽という形に変えて身体から発散しているような、彼のエネルギィッシュな演奏を堪能できる64年ロンドン、ロニー・スコッツ・クラブでの演奏を収録。一度に何本もの楽器を加えて演奏しなければ表現しきれないかのごとく、時には鼻でフルートを吹くなどといった離れ業的な演奏をするアーティストですが本作でもテナー・サックス、マンゼロ、ストリッチの3本を同時に巧みに操っています。バック・ミュージシャンは本シリーズでおなじみのスタン・トレーシー(p.)、リック・レイアード(b.)、アラン・ガンレィ(ds)。もちろんインタビューも収録。
【直輸入盤、日本語解説付き】
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